
日本で夏の料理の定番といえば「素麺(そうめん)」は外せない。
日本の夏は暑く私たちの体力を容赦なく削ってくる。
素麺は、暑い夏の日に「疲れた…何か食べたい…でもなるべく料理に手間をかけたくない」というニーズに完璧に応えてくれ、日本の夏の食卓に度々登場する。
素麺はうどんやそばよりも麺が細いのが特徴で、高齢の方や子供でも食べやすく幅広い層に支持されている。麺をサッと茹でた後、冷たい氷水につけて冷やしてから麺つゆにつけて食べる。卵を薄く焼いて細かく切ったものや、ハム、きゅうり、生姜、ネギなどのトッピングが一般的なお手軽料理だ。
更に素麺の魅力UPに一役買っているのが「流し素麺」という、水に流れる素麺をキャッチしながら食べる、という謎のイベントだ。「流し素麺」は竹を縦半分に割ったものを利用して水とそうめんを一緒に流し、流れてきたそうめんをお箸ですくいながらキャッチする食べ方で、夏の暑い日に日本人に愛されてきた。そんな流し素麺を愛する日本人は気軽に流し素麺を楽しめるよう、流れるプールのように麺が流れてくる「流し素麺機」を活用し、自宅でも流し素麺を楽しんでいる。
流れてくる素麺をキャッチできた、できなかったと、ワイワイ言いながらみんなで楽しんで食べる。
そんな夏の思い出があるからこそ、私たちは素麺が大好きなのかもしれない。
日本の夏は蒸し暑く過ごしにくいが、夏だからこそ楽しめることがたくさんある。
食欲が少なくなる夏でもサッと食べることが出来る冷たい素麺は、飲食店以外でもコンビニやスーパーでも売られており、夏の日本旅行中に是非一度は試し涼んでほしい。