誰でも参加できるイベントのひとつが2月3日の「節分」だ。
節分はやることがとにかく多い。まず「鬼のお面」をゲットする。次に「豆」。そして「恵方巻」。この3点セットはこの時期になるとスーパー等で安易にゲットできる。大人になると恵方巻しか準備しない不届きものも多くいるようだが、家族ができるとまた毎年「鬼のお面」と「豆」を求めるようになる。日本で節分を体験したいあなたに手順を紹介しよう。
①1人が鬼のお面を被り鬼に扮する(日本では大体父親)
②「鬼は外、福は内」と唱え、鬼に豆を投げつける(本気でOK)
③年齢の数だけ豆を食べる(この豆に味はない)
④一通り楽しんだら、無言で恵方巻を食べる(方角の指定も有り)
これだけ見ると非常にシュールなイベントだ。
鬼が悪いもので、それを豆で追い払う。一年間健康で過ごせるように願いを込めて悪いもの=「鬼」を追い出すのが目的だ。恵方巻についてはまた別の機会にお話したい。これはとにかく美味しい。
そして頭の良い人は気づいたと思うが、1人で節分はハードルが高い。せっかくであれば家族や友達と楽しんでもらいたいが、恵方巻だけを準備して、不届きものの仲間入りも悪くないかもしれない。