
秋になると日本各地で美しく紅葉した景色が楽しめる。9月末~10月頃に北海道・東北地方から始まり、10月~12月頃には関東から関西、四国にかけて見ごろとなり、九州地方では11月~12月頃まで楽しめる。海外の紅葉はスケールが大きくて見ごたえがあるが、日本の紅葉はなんといっても赤・オレンジ・黄色など様々な色に色づくグラデーションが素晴らしい。さて、紅葉は「見る」だけではない。私の住む奈良県では、1年中食べられている「柿の葉寿司」という名物があるのだが、通常は緑の柿の葉に酢〆にした鮭や鯖などの身が酢飯に乗せられ包まれている。これが秋の紅葉シーズンのわずかな時期だけ赤や黄色に色づいた柿の葉が使われ、箱を開けたときの鮮やかな色合いに思わず「きれい~」と声を上げてしまうような感動がある。手も汚れずスナック感覚で食べれるし、柿の葉は殺菌作用があるので、持ち運んで紅葉を見ながらベンチに座って食べるのも最高。限られた時期だけのこの感動をぜひ紅葉シーズンに来日した際に味わってほしいと思う。