命を頂くことに対して食材はもちろん、食事に関わっている全てに対する感謝を表す言葉が「いただきます」だ。
「ごちそうさまでした」も美味しく食べましたという感謝の言葉である。
「いただきます」と「ごちそうさまでした」は日本の素晴らしい文化であると思う。

日本の家庭ではセットで使われることが当たり前であるが、
外食に行くと「いただきます」は省略されることが多い。(特に一人での場合)
「いただきます」と一人で言うのは恥ずかしいので、手だけ合わせてみたりする。
しかし、「ごちそうさまでした」だけを使う日本人は多い。
会計時に必ず相手に伝えられる場面があり、帰りに言い逃げも出来てハードルが低いのだ。
あなたも「ありがとう」の代わりに「ごちそうさまでした」を使い、お店の人と交流してみよう。

<ステップを踏んで使おう>
ステップ1「ごちそうさまでした」:丁寧な言い方で初心者向けだ。
ステップ2「ごちそうさま」:フランクな言い方。慣れてきたら使おう。
ステップ3「ごちそうさん」もしくは「ごっそーさん」

ステップ3は店の常連がよく使う言い方なので、習得すれば周りに差をつけられるだろう。
「ごっそーさん」は関西で使うとすごく現地に馴染み、こなれ感を演出できる。

ステップ3まで進めたらもっと日本を楽しめるはず。
ただしファストフード店で使うと少し変な空気になるので使わないほうが無難だ。