日本では11月頃から2月頃にかけて受験シーズンを迎えます。
試験が近づくと縁起物としていただく食事があります。
例えば、豚カツ(Tonkatsu)や牛カツ(Gyukatsu)などは「勝つ(Katsu)」にかけて試験直前に食べることが多く、
「試験に勝つ(Katsu)」というところが由来になっています。
試験だけでなくスポーツなどの勝負ごとでも、試合前日に食べることがあります。

大阪には「大阪天満宮」という学問の神様を祭る神社があり、受験シーズンには多くの受験生やその親が合格祈願に訪れます。
受験シーズンには多くの絵馬がかけられ、受験生の夢や希望を感じることができます。
その大阪天満宮の裏手に茶店があり、うどんが販売されています。
このうどん、「すべらんうどん(Suberan-udon)」といいます。
日本の受験では不合格のことを、「落ちる(Ochiru)」、「すべる(Suberu)」というような言い方をします。
通常のうどんはつるつるして箸で食べようとするとすべるのですが、
「すべらんうどん(Suberan-udon)」は、麺の間に切れ目があり箸が引っかかるためすべりにくいのです。
そこから由来し、「すべらない=関西弁ですべらん(Suberan)」から
「すべらんうどん(Suberan-udon)」という名前になっています。
受験前にこのうどんを食べるとすべらないという縁起物として関西の家庭では愛されています。
観光旅行で日本に訪れる外国人の方も、旅行が終わると受験や就職試験などが控えている方もいらっしゃると思います。
ぜひ日本で縁起物を食べて運を持ち帰ってほしいと思います。