秋の夜空に浮かぶ、美しい月を眺めるお月見(十五夜)。
夏が過ぎ、涼しくなり始めたこの時期に、満月の夜を見て楽しむのは、日本の秋の風物詩だ。
お月見とは”月を眺める”という意味で、十五夜と呼ばれる、9月15日前後に訪れる満月の日に行われ、
日本ではこの日は家にすすきを飾り、月を見ながら「月見団子」という団子を食べるのが習わしだ。
お月見は「月に豊作を感謝する」という意味が込められている。日本では秋は収穫の季節でもあり、一年のうちに最も月が綺麗に見える時期でもあるため、月に向かってその年の収穫を感謝するのに最適なシーズンだ。
このシーズンに日本を訪れた際は、日本人になったつもりで、お月見を楽しんで欲しい。
準備は至ってシンプル、夜に満月を見上げるだけだ。
もう少し日本人らしくお月見を楽しみたいあなたは、相棒として月に見立てた団子、月見団子を買う事をお勧めする。このシーズンはスーパーやコンビニでも月見団子が売られており、数百円でお月見の気分を盛り上げることが出来る。
ちなみに・・・日本ではお月見にちなんだ可愛らしい商品も売られており、日本の風習を象徴するお月見に関連するものをお土産とするのもお勧めだ。
秋の夜に日本を旅行する際は、夜空に浮かぶ月を眺めながらゆったりとした時間を過ごし、穏やかな気持ちになって欲しい。