日本にはいろんな秋がある。
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、そして、読書の秋だ。
10月27日は、読書の日と呼ばれている。
夏の猛暑を乗り越え、過ごしやすくなった秋、ようやく、物事に集中できる季節が到来する。
本を読むにもちょうど良い季節だ。
読書の日は、1947年に、出版社、書店、公共図書館などが、読書週間を設定してたのが始まりとされている。
読書習慣は10月27日から11月9日。
この期間に合わせて、本屋などは、本屋おすすめの本100選!などと、フェアを開催することが多い。
そんな時期に合わせて、過去の名作を改めて手に取ってみたり、新作に目を向けて新しい作家の世界をのぞいてみたり、
言葉を辿りながら、頭の中に広がる空想の世界で冒険ができるのだ。
この期間中に、本屋に立ち寄るのも良いだろう。その時にしかみられない特別な装丁の本が並んでいることがある。
言語の問題はあれど、装丁の美しい本は、インテリアになる。
もちろん、飾るだけではなく読んで欲しい世界がたくさんある。
店員におすすめを尋ねたり、翻訳された本があるかを聞いてみて欲しい。
観光、食、買い物、旅行の楽しみはたくさんある。
滞在中の体験だけではなく、その国の書物から紐解く文化や風土も感じていただけたら嬉しい。
きっと、旅の楽しみ方に深みが増すはずだ。