1年で最も昼が短く、夜が長い日のことを「冬至」という。日本ではこの日にバスタブに柚子を浮かべてお風呂に入ると風邪を引かず健康で過ごせると言われている。
また、この日を境に運気が上昇するという縁起の良い日でもある。
冬至の日は毎年変わるが、12月下旬頃となる。
日本の家庭では冬至には家庭のお風呂に柚子を浮かべ入る風習がある。爽やかな香りが特徴のゆずにはリラックス効果が含まれている上、血行促進の効果もあるため、1年間の心と体の疲れを落とす入浴と言える。
外国ではバスタブに湯を入れて浸かるという風習はあまりないかと思うが、もしあなたが日本で冬至を迎えるのであれば、ぜひ柚子湯を体験してほしい。
冬至の日はスーパーでも大量のゆずを販売している。お湯の温度は41度ぐらいがいい。
ゆずは5個あれば十分である。そのまま浮かべておくだけで香りも楽しめる。
日本の冬は寒い。日本での観光やショッピングで歩き疲れた1日のリラックスにぜひ柚子湯を体験し、翌日の観光に備えてほしい。